WordPressの表示速度を上げたくて、いろんな条件でサーバーのスピードを比較してみました
こんにちは。最近庭いじりにはまっているスタッフ中野です。
Amazonが「ページの読み込み時間が0.1%減ると売上が1%増加する」と公表して一時期話題になりましたが、私自身もWebページの内容がなかなか表示されないと、イライラしたり表示を待たずに閉じてしまうことがよくあります。
自社サイトはどうなの?ということで、最近WordPressでリニューアルしたばかりのシステムエイドのトップページを開いてみました。
おそっ!!
トップページの表示速度を測ってみると・・・
- システムエイド ・・・ 7.72秒
そうすると今度は他のサイトが気になったので、有名どころをいくつか測ってみました。
- Amazon ・・・ 1.46秒
- Yahoo!Japan ・・・ 0.82秒
- 楽天市場 ・・・ 3.38秒
- MdN Design Interactive ・・・ 3.64秒
すばらしく速いです。
当社のサイトは「WordPressだから遅いのはしょうがない」と思っていましたが、遅すぎですね。
1秒でも速く表示される方法を見つけるため、いろんな条件のサーバーにシステムエイドのホームページをアップして表示速度を調べてみました。
計測環境
【ブラウザ】
以下の環境でスピードテストをしました。
- ブラウザ : Google Chrome
速度計測やキャッシュクリアは、Google Chromeの拡張機能を使用しています。
- Click&Clean ・・・ 「しっかりブラウザを閉じる」を実行してキャッシュを削除
- Page load time ・・・ ページの表示速度計測
【比較サーバー】
- systemaid.jp (wp-booster-on) ・・・ ビジネス向け共有サーバー
- wpXクラウド ・・・ WordPressに特化した高速VPS
- ejan.tv (DB-local) ・・・ 格安VPSで、MySQLはローカルに設置
- systemaid.jp (wp-booster-off) ・・・ 1のサーバーでプラグインをOFF
- ejan.tv (DB-kagoya) ・・・ 3のサーバーで、MySQLは外部(kagoya)に設置
上記5つのサーバーに、全く同じ内容のホームページをアップして、各ページの表示速度を朝昼晩に全ページを12回計測し、表示スピードの平均値をグラフにしてみました。
計測結果
横軸が平均表示スピード(単位:秒)です。
1位 0.89 ● wpXクラウド
2位 1.16 ● ejan.tv (DB-local)
3位 1.69 ● ejan.tv (DB-kagoya)
4位 2.85 ● systemaid.jp (wp-booster-off)
5位 3.30 ● systemaid.jp (wp-booster-on)
wpXクラウドが圧倒的に速いです!
また、グラフのmin(最も速い値)とmax(最も遅い値)を見比べても、表示スピードのバラツキが最も少なかったのはwpXクラウドでした。
ちょっとガッカリだったのは、速度UPのために導入したwp-boosterやkagoyaのレンタルMySQLが、当社のサイトにおいては役立っていないということです。
ということで、当社のサーバーはwpXクラウドに乗り換えました。
- システムエイド ・・・ 2.01秒
いいですねぇ~!
トップページの表示速度は、サーバー乗り換え前と比べて5.71秒も速くなりました。
Amazon方式で「0.1%速くなると売上が1%増加する」として計算すると、およそ44%の売上UPということになります。ウハウハですね。
ホームページの読み込み速度にお悩みの方は、サーバーを変更するだけであっさり解決するかもしれません。サーバーの変更は、当社までお気軽にご相談ください。
- 有限会社システムエイド
- TEL 055-935-1339
- お問い合わせフォーム
wpXクラウドの注意点
wpXクラウドはWebサーバーのみですので、別途メールサーバーの契約が必要です。メールも含め、丸ごと引っ越すならwpXレンタルサーバーがお勧めです。