機械と技術
最近、フルマニュアルの撮影モード機能付きのコンパクトデジカメを購入し2週間ほどたちます。
以前のカメラはコンパクトを売りにしたもので、屋外スナップはOKでも室内でいつも期待通りの絵が取れずにストレスを感じていました。そこでレンズ・機能にこだわり買え変えたのですが、室内撮影は相変わらず芳しくない!AUTOで撮影するとシャッター速度を維持しようとISOを高感度にする>結果的に粒子があらく、ノイズがのる・・・・マニュアルで試してもシャッター速度はどうしても遅くなるため、被写体ブレが起こり使い物にならない。今までは手ブレ補正に凄くあこがれていたが、手ブレ補正が効くポートレートは良いが室内での人物撮影は向かない事に、買ってから気がついた。
先日、屋外で撮影する機会があったのですが撮影には文句のない天気(明るさ)これならAOUTモードでも、ISO感度を補正される事なく、シャッター速度も速めでセッティングの幅があり狙った絵がとれると思い数枚撮影した。
風景は悪くない感じだった。しかし鳥など空向きの動体を撮影しようとした時に気がついた。
全く液晶が見えない!!周囲が明るい為、私の目の絞りが追いつかない。ズームをかけたらなおさら動く被写体を液晶の中に捕らえる事すらできない・・・・何枚も空振り
光学ファインダーの必要性を実感した・・・以前はデジカメにも光学ファインダーは絶対必要だと自分はもとより、人にも講釈をたれていた。それなのに今のカメラは光学ファインダーは無い!凄く後悔している・・・・
進化した機械が全てをカバーしてくれると思い込み、衰え行く自分自身のレンズ性能・昔から変わらない撮影条件を忘れていた・・・
手ブレ補正や、高感度・キレイに見せる現像エンジン等、新しい技術はたくさんある。しかし基本は、明るさとレンズ性能といったフィルム時代と何も変わっていないと改めて感じた。