2007年05月23日
インターネットサーバー引退
ちょっと傷心ぎみの秋田です。
ボクの愛するインターネットサーバー Sun Cobalt RaQの引退の時がやってきた。
東京のデータセンター(ハウジングサービス)に出稼ぎに出して早6年。空調・防塵管理が行き届いていたと見え6年前と全く変わらない姿で戻ってきた。
しかし、中身はボロボロ。2つある冷却ファンは両方とも回らないし、CPU付近にあるコンデンサも破裂状態。だから何の前ぶれもなく頻繁にリブートしてたんだね。すごーく熱かったんだね。社内サーバーとして余生を送らせようと思ったけど、こんな状態じゃ引退させるしかないね。
長い間ありがとう。
こいつを眺めていたら、2000年にはじめて2~3年でやめちゃった「レンタルサーバー屋」を思い出した。ってそんな昔の話じゃないんだけど、大昔のような気がする。
はじめて申込みがあって胸がドキドキしたこと。
「おたくは安くて快適だ」と誉められて有頂天になったこと。
毎晩お客さんと、チャットのようにメールしたこと。
サーバーがダウンして、「大きな商談をフイにした」とたいへん怒られたこと。
こいつとの出会があったからこそ、インターネットの仕事をしようと思ったわけで、もし出会っていなかったら今とは全然違う会社になっていただろう。いやいや、会社自体なくなっていたかもしれないな。
Cobalt RaQ に感謝・感謝。