ひとは見かけが90%と言われるが
人は見かけ(第一印象)が重要だということに異論はない。
特に、ビジネスの場で見かけと中身が一致していることは、スムーズに話を進める上で肝心である。
しかし、見かけによらないというケースも多い。
先日、システム開発の商談にウチのプログラマと同行した。
商談先のシステム開発のマネージャーとお会いしたのだが、この方見るからに体育会系で、はつらつとしており声もデカイ。
全くもって、失礼な言い方だが、どうみてもプログラムを書くイメージではない。いやいや、あくまでもボクが持った印象の話なので、間違いなく仕事(プログラム)ができる人のはずである。それもかなり。
隣を見ると見るからにプログラマという感じのウチのスタッフがちょこんと座っている。
この彼はかなりのスポーツマンなのだが、100人中99人に「あなたプログラマでしょ」と職種を言い当てられてしまうほどそれらしい外見。おまけを付ければ、「天体観測も趣味でしょ」と言われかねない。プライベートはさておき、ビジネスの場では面倒がなくて良い。
こうやって、人のことをとやかく言って笑い話にしているが、ボクもかなり外しているようだ。
ケース1
お酒の席の翌日、仕事で訪問しパソコンを調整した後、
「あ、秋田さんて本当にパソコン使えるんだ」
あのですねぇ、ボクかなり詳しいんですよパソコンに関して。そんでもって、「あなたがパソコンに触ったら直った!」って言われたことが少なくとも200回はあるんですよ。スゴイでしょ。いわゆる症状が再現しなかったってコトなんですけど・・・。
ケース2
見積提出後、ちょっとした駆け引き、、、で契約後、
「無理を言って悪かったね。おたくの社長によろしくと伝えておいてよ」
あのう、、先ほど名刺お渡ししましたよね・・・。はぁ、一介の営業マンにしか見えないというのはかなり問題ですな。
おまけ
デザイン系の会社へ、ホームページ制作の打ち合わせに訪問したとき。
「あれ?君がホームページ屋さん?OA機器のセールスマンかと思ったよ」
A副社長、あなたの人を見る目はたいしたモノです。ボクの10年前の職種を言い当てるなんて。
そう見えてボク、結構デザインに口出しするんですよね。「なんか違うなぁ」とか、「こうさ、パリッとシャキーンとした感じでさ」とか、「サンタフェ風でいっといて」とかね。