ハードディスクの突然死にS.M.A.R.T.値は関係なし
だいぶ前ですが、ハードディスクの丸ごとバックアップをしようとして、コピー元とコピー先の指定を間違って、データを丸ごと消してしまい、気がついたら涙が出ていた秋田です。
こういった、人的ミスによるデータ消失はイタイですが確率はかなり低いと思います。
それに対し、ハードディスクの「突然死」は信じられないほどの高確率で、ある日突然やってきます。そして甚大な被害を及ぼします。
仕事柄、ハードウェア故障によるダウンタイムを極力短くするべくいろいろな対策をとっています。そのひとつとして、S.M.A.R.Tによりハードディスクの健康状態を監視し、故障の発生を予測するソフトウェアを利用しています。HDDlife JE
これでもうハードディスクの突然死は怖くないと安心していたのですが、なんとGoogleが新説を公表。
Googleによると、ハードディスクは温度や使用頻度に関係なく故障する(GIGAZIN)
Googleが10万台以上の民生用ハードディスクドライブを使用した調査を行った結果、温度やアクセス頻度に関係なく故障することが判明したとのこと。 そればかりか、ハードディスク障害の早期発見、あるいは故障の予測を目的として搭載されている「S.M.A.R.T.(スマート)」の値から得られるいつ故障するかどうかの予測もほとんど関係なかったそうです。
そんな・・・、むごすぎる。ボクが使っているソフトって、ほんの「気休め・自己満足」ってことですね。