iPad用に書籍を電子化(pdf)する
毎晩、寝る前に布団の中で本を読みます。
しかし、iPadを買ってから、読書量(冊数)が減りました。寝ながらiPadで雑誌を読んでいるからです。
どうでもいい雑誌の記事を読みながら、iPadのブックリーダーとしての使い勝手に感動しています。でも、もう少し足しになるビジネス書が読みたいのです。いえ、読まなければいけません。
iPadでビジネス書を読むには、3つの方法があります。
1.App Store で販売されている本(アプリ)を購入する方法。
2.書籍スキャンサービスを利用し、電子データにしてもらう方法。
3.自分で本を裁断し、スキャナーで読み込む方法(自炊と言うらしい)。
まだまだ、読みたい本が電子化されていない現状、1は問題外なので、選択肢は2か3か、ということになります。
書籍スキャンサービス
書籍スキャンサービス比較
http://scanbook.blog119.fc2.com/blog-entry-1.html
書籍(本・雑誌)スキャン PDF サービス の 比較まとめ
http://www.bookfire.net
「よし注文だっ!」と思ったら、納期3ヵ月だったり、現在受付中止だったりと、出鼻をくじかれ、急に面倒くさくなってしまい、気持ちは自炊へと。
自炊(自分で書籍を断裁し電子データにする)
自炊の場合、断裁機&ドキュメントスキャナー選びと、またまた悩ましいことがらが発生しますが、その辺の詳細は改めて本ブログでご紹介したいと思います。
今回は、サクッと機器の紹介 → 断裁 → スキャン → iPad への流れをご紹介します。
断裁機(ペーパーカッター・裁断機)
定番は「PLUS断裁機裁断幅A4 PK-513L」約35,000
円。二番手は、中国製の「大型ペーパーカッターPT6176」11,000円前後。
試しにDMMで「プラスPK-513L」を借りてみようかとも思いましたが、そんなことをしている時間と費用で、中国製大型ペーパーカッターPT6176が買えてしまうと判断し、先週末、あまり評判の良くないPT6176を発注しました。だって安いんですもの。
ドキュメントスキャナー
自炊の定番スキャナー FUJITSUのScanSnap S1500 FI-S1500 でガンガンと行きたいところですが、3年前にファイリング用として購入したにもかかわらず、数ヶ月後に複合機を導入してしまったため、現在は名刺スキャナーと化している、キヤノンDR-2050CⅡを使います。
中国製大型ペーパーカッターPT6176の開梱と本の断裁
結構大きな箱で届いたPT6176。 一度に400枚切れます。
レバーがぽつりと。ちょっとマヌケな感じ。
評判どおり、強烈なオイル臭とホコリ。
ネットでは大きくて重いと不評でしたが、拍子抜けするくらい軽くて小さい。
テスト用に古い雑誌をチョイス。
雑誌を目検討でザクっと断裁。評判どおりに斜めに切れました。想定内です。全く問題ありません。ただ、本を本棚に並べるのが趣味の私としてはかなり抵抗がありました。
よくわからないが、台形になってしまう切り口。
スキャンと電子化(pdf)
読み取り速度は定番SCAN SNAPの半分程度。それでも一生懸命さが可愛い。
コニカミノルタ bizhub C203でPDF化(OCRなし)。
この映像では調子が良さそうですが、実は何度も紙詰まりしました。チッ高いくせに使えん……。
iPadで読む
・GoodReader
・iBooks
・i文庫HD
で、本をめくってみました。
どのアプリもスムーズに本が読めそう。??右とじの本はどうなるの?
しかし、「本をバラバラにする」という行為に強い拒否反応があります。特にiPadに入れて何度も読みたい、と思うお気に入りの本ほど切れません(笑)。
本を切るのに慣れて、何とも思わなくなってしまうのも、ちょっと怖いですね。